友愛のI love you.
もう先週の話になりますがラブライブ!サンシャイン!!10話にて梨子ちゃんが千歌ちゃんに言った「大好きだよ」というセリフが海外で配信された字幕にて「I love you.」と一部で話題になったとかなっていないとかという話がありました。
あれこれ建前を言うのもあれなんで95割本音を言うとすれば、まぁ公式だしそんなことはないだろうと思っていました。
正直?そういうのとっても大好物で公式でやろうものなら「公式神かよ…」と崇め奉るレベルなのですが、
そういうのって薄い本然りこう妄想の範疇でやるのがとても楽しくて有意義ですし公式には公式で王道をドストレートで突っ走ってほしいまぁみたいな考えです。
ただ実際にはどう話が転がっていくのかは次の話を観なきゃ分からないので結構楽しみに今週の放送を待っていました。
で、いざ視聴してみると上に書いた考えなんて瞬間で消え去ってしまい、
視聴後思ったのは「きっとこのloveってlikeの最上位みたいな意味合いでのloveなんだろうなぁ」と、
妙にすっきりと素直に受け止めれて自分の中で完全に完結しちゃったんですよね。
普段だったら悪いところなんですけど他の人の意見を聞いたり考察を見たりして手のひらくるりんMIRACLEなんてザラにあったんですけど、
今回のこの感想?についてはこれが私の意見、変わることは一生ない。みたいな不思議な感覚に陥りました。
それこそ一文で表すならまさしくこの記事のタイトルであってぶっちゃけタイトルだけでこの記事で書きたいこと全て書いちゃってるんですよね。
書いてて再認識するとめっちゃ月並みな事しか思ってないんですけど
よく分かんない感覚を味わったのをちょっとだけ書き留めるついでに11話についても少しだけ…。
曜ちゃん、表現は違うのかもしれませんが千歌ちゃんに気を使っているのかなぁと。
原因はちょっと考えただけだと要素があまり組み合わさらないので分かりませんがダンスが合わないのはこういう所も要素になっているのかなと。
ここでダンスが合うのは曜ちゃん自身が梨子ちゃん役をこなすというか、後で言及される合わせるということをしたんでしょうね。
ただそのダンスをしているのは梨子ちゃん役の曜ちゃんであって、本来であれば梨子ちゃん本人がしているもの。
このパピコみたいな謎の生命体、花丸とルビィは仲良く2人で分けあって食べていましたが曜ちゃんでは?
果たして片方を渡す相手は千歌ちゃんなのか、そして曜ちゃん自身がその適任者なのか、みたいな良く分からない難しいことを考えてたのかなと勝手に思ってます。
多分それでずっとモヤモヤを抱え込んでいたんでしょうね。
そんな彼女に手を差し伸べたのはやはり先輩。
語られて分かるのですが今まで完璧超人みたいな描かれ方をした曜ちゃん自身もやはりとても普通で不器用な女の子。
同じような体験をしたからこそ言うことの出来る説得力を持つ単純明快なアドバイス、ステマされているような気がしなくもないのですがマリー株がストップ高です。
まぁそんなこんなで紆余曲折ありながらもまだ解決には至らずモヤモヤを抱えたままの曜ちゃん。
梨子ちゃんの電話でついと言うか本音が漏れてしまいます。
多分梨子ちゃんから見た曜ちゃんって多分私達と同じ何でも出来る曜ちゃんだと思うんですよね。
そんな曜ちゃんの本音を聞いてそっと全てを解決してくれる言葉をくれます。千歌ちゃんの、曜ちゃんには言うことの出来ない本音の話。
結局この2人もお互いのことが大好き過ぎたんですね。尊すぎ…。
正直この話2話くらいかけるのかなと思っていたのでこの話だけでスパッと綺麗にまとめ上げたのに衝撃を受けました。
曜ちゃんを掘り下げて千歌ちゃんについてのモヤモヤを解消して梨子ちゃんについても深めて、
あとマリーの株を上げてと本当に24分なのかと思うくらいの中身の充実さでした。
9話然り、11話然り良い意味で予想の斜め上を行ってて驚きの連続です。
残り2話でしょうか。どのような展開が待っているのか分かりませんが安心して最終話まで見れそうです。
p.s.
正直何気ないシーンだとは思うんですが、
このシーンが結構お気に入りです。
中身で言えばマリーに2年生の最初の頃を伝える繋ぎのシーンだとは思うんですけど
生徒会長と部活の両立はやはり難しく、それに4話くらいを見るに他の生徒会の仕事も引き受けたりしているんでしょうね。
ダイヤ自体スペックは高いとは思いますが完璧ではないし妙に高いプライドが邪魔して1人で溜め込むしかできなくなるという
これもまた普通というかダイヤの魅力というか。
そういったものと3年生という要素がぐっとつめ込まれた良シーンだと私は思います。
p.p.s.
正直この11話好きすぎて既に10回以上は観ているような気がします。
その中で気付いたこと、考えたこと、そしてこの記事で書き忘れた事があまりに多すぎたので文だけですが加筆させてもらいます。
まず、ダンスが最初合わなかった理由について。
あれこれ考えた結果、元々のダンスが千歌ちゃんと梨子ちゃんに合わせて作ってあるのであわなくて当然じゃんという当たり前の答えにたどり着きました。
ただ、その後でやってのけたようにその気になれば曜ちゃんは梨子ちゃん役をするということでダンスを合わせることが出来ます。
なぜかという点ですがもしかすると曜ちゃんの出来るほんのちょっとの抵抗だったのかもしれません。
抵抗というと少し違うのかもしれませんが、凄く端的に言えば千歌ちゃんと息ぴったりでダンス決めれれば千歌ちゃんの隣にいるのは自分というのが実感できるし証明も出来るみたいなことが無意識の内にあったのではないかなとふと思いました。
結果それは叶うことなく千歌ちゃんは梨子ちゃんとするときの歩幅になっちゃうのか意識がそれるのか分かりませんが曜ちゃんとのタイミングはずれてしまいます。
それで曜ちゃんは最終手段といいますか梨子ちゃん役をやることでダンスを合わせるという選択をとったのではないでしょうか。
この曜ちゃんの判断は常識的に考えれば至極真っ当正しい考えです。
おそらく予備予選が相当間近に迫っている中ダンスを変えるのは余りにリスキー過ぎます。全てを台無しにしてしまう可能性だってあります。
けど千歌ちゃんは、高海千歌はあくまで高海千歌であり続けました。
曜ちゃんの様子が少しおかしかったこと、曜ちゃんが梨子ちゃん役をやり千歌ちゃんに合わせてくれていること、なんとなくかもしれませんが分かっていたのでしょうね。
千歌ちゃんだって上記の事情はわかってるはずですしそれを踏まえた上でちゃんと色々考えたのでしょう。
でも千歌ちゃんには単純明快な、そしてとてもリスキーな1つの答えしか出せなかった。
けどそれはちゃんと考えた結果であり、千歌ちゃんの意思でもある。それが固まれば一目散にそのことを伝えに行く、他の便利な手段など使わず、おそらく短くはない距離にも脇目もふらず。
ここにも高海千歌らしさが詰まっています。
今回の話の中心は千歌ちゃんと曜ちゃんですが今回の問題を解決するにあたって当人同士でどうこうしたってのがないと私は思っているんですよね。
だってこの2人に関して言えばそんなことをする必要ははなからないから。それだけこの2人に間にあるものは深く強いものだから。
ただほんのちょっとのすれ違いを修正してくれたのは同じような経験をしている先輩の優しさと自分の弱い部分をちゃんと受け止めてくれる友人。
正直、今回の話で1番大きいのは曜ちゃんの弱い部分を一部ですが他のメンバーに曝け出したことだと思っています。
そして地味にですが梨子ちゃんがコンクリートちゃんと演奏しきったというのもとても大きい意味合いを持っていると思います。
曜ちゃんと梨子ちゃんの成長、たくさんのものを見ることが出来ました。
普通の小さな「輝き」を持っているのはきっとAqoursの9人だけではありません。
ひとつになる「想い」は果たしていくつあるのでしょうか。
その先にあるものを見てみたいとは思いませんか?
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